小学校6年生の卒業式!何と言っても袴は可愛い!!

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数年前から都市部を中心に人気が高まっているのが「小学生女子の卒業式の袴」です。卒業式のセレモニーに着ていくのですが、これが「可愛い!」と大好評。最近は地方にも広がりを見せています。

ただし大学や短大・専門学校の卒業式と違い、小学生の袴には注意が必要なポイントがあるのです。ご紹介しましょう。

1.「袴」のイメージが湧かない女子もいます

大人にとっては当たり前の「袴」ですが、どんな和服か知らない子ども達も珍しくありません。

今までは、6年生の卒業式に4・5年生も出席しました。(※学校によって違います) 先輩の6年生の当日の衣装を見る事で「アッ 自分の時は、あんな服を着たい」と下級生もイメージを膨らませていったのです。それが可愛らしいスーツやワンピースの事もありますが、袴姿も華やかですから「袴って素敵!」と心に残るお子様もいらっしゃるでしょう。その記憶が、自分の卒業式の時に「着たい!!」となるのです。

でも新型ウイルスの流行で、卒業式も変わってきました。昨年の3月の卒業式は規模縮小され、参加するのは卒業生と保護者のみという小学校も多かったようです。在校生は、学校にも行かない・・・こんな状況でした。つまり、今年の6年生は、昨年の卒業生の衣装を見ていないので、自分のイメージを持っていない場合も多いのです。「卒業式に何を着る?」と訊ねても、「良く分からない」と思う女子がほとんどかも知れませんね。

でもせっかくの卒業式です。色々な情報の中から、自分好みの衣装を選びませんか?まずは雑誌やネットで色々な卒業式画像を見て、イメージを持ってもらう事から始めても良いでしょう。女子は可愛い自分が大好きですから、お母様やご家族と一緒に楽しんで下さい。

2.「袴は楽」と女の子に伝えましょう

七五三で着物を着た女の子も多いでしょう。三歳の時のお被布は、体の負担も少ないですが、七歳の振袖は実は疲れるものです。朝早くからヘアセットして着付けをしただけでも大変なのに、更に振袖を着たまま神社に行ったり、記念撮影・家族の食事会など長時間振袖を着続けたため「着物は辛い」と思っている女の子も少なくありません。

でも「袴」は違います。帯も幅が狭いので胸を圧迫する事もないし、身に付ける小物も少ないので着物も軽く感じるのです。ポックリも履かないので、大股で歩いても大丈夫。足袋が苦手な子なら、靴下にブーツでもOKと、七五三の着物よりも、袴は着ていてとっても楽な衣装なのです。

「着物は嫌い」と言われたら、一度着物屋さんに行って、袴を試着させてもらうと良いですね。実際に着て見ると、納得してくれますよ。

3.体型が一番変わるのが、小学校高学年です

小学校高学年から、女の子は急に身長が伸びます。男の子よりも成長が早いとも言えるでしょう。一年で数センチ高くなる事も珍しくありません。背が高くなるだけでなく、胸も膨らみ、体全体丸みをおびてきます。

成人式の振袖予約のように、一年も前に卒業式の袴や着物を予約するのは避けて下さい。手足が急に伸びたため袴が短かったり、思ったよりも身長が伸びず衣装が大きすぎてしまったりするからです。

衣装を予約するのであれば、半年前ぐらいが無難でしょう。卒業式直前では、気に入った着物や袴がない場合もありますから、気を付けて。人気が高まってきているとはいえ、扱っているショップはまだまだ少ないので注意して下さい。

4.まとめ

卒業式の衣装を制限している小学校も少なくありませんので、まずは事前に確認して下さい。小学校に直接聞きにくければ、地元の着物屋さんに問い合わせをしても大丈夫です。安心して、卒業式の準備が出来ると良いですね。

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