着物を始めるなら浴衣レンタルもお勧め!気を付けるポイントは?

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浴衣は夏にしか着ない装いですよね。着る期間が短いので、購入するのは勿体ないと思う方も多いかもしれません。そして最近は浴衣レンタルも増えてきました。短い夏だからこそ、楽しみたい、そんな女子に気になる情報をお届けします。

1.レンタル浴衣で色々試してみよう!

衣料量販店でも、季節になれば浴衣は売っていますね。帯付きでも2~3,000円などのこともあり、とってもリーズナブルです。「買った方が良くない?」という意見もあります。自分のものであれば、何回着ても費用は掛からないし、浴衣は自宅でも洗えるので、他の着物と比べても扱いが楽ですから、レンタルというイメージも少ないかも知れません。

でも実は量販店で売られている浴衣の素材は、ほとんどがポリエステルなどの「化繊」です。化繊は、色や柄も綺麗に染まるし、色落ちもない、シワにもなりにくくお値段も安く抑えられるなどなど、メリットが沢山あります。

ただしデメリットも見逃せません。「着心地が良くない」という事です。特に通気性・吸湿性が悪いので、夏の装いなのに、着ていて暑いという欠点は残念すぎます。

「浴衣は暑い」と思っているなら、もしかしたら、それは浴衣の素材が関係している可能性もあります。一度レンタル浴衣で色々と試してみませんか?あなたの常識が変わるかも知れませんよ!

2.レンタル浴衣でおすすめの素材は?

技術が進んだ現代でも、浴衣で不動の人気と言われているのが、自然素材のもの「木綿」そして「麻」です。木綿は汗を吸収してくれるし、肌触りも良いですよね。麻も涼しいという事で、日本の夏には欠かせない素材といわれています。

昔から浴衣の定番素材ですが、困る事も少なくありません。木綿は色落ちは避けられませんし、麻はシワになりやすいのです。そんな事から、最近は木綿と麻の混合タイプも多くなってきました。

レンタル浴衣を選ぶなら、この「木綿」「麻」そして「木綿と麻の混合タイプ」が良いでしょう。チェックすべきは、素材の割合です。木綿は100%でも大丈夫ですが、麻の100%は初心者にはお勧め出来ません。着ている途中でシワシワになってしまうからです。混合の場合も、麻の割合を最初に確認して下さい。麻のバランスは多くても30%以内に収めると、涼しく着心地の良い浴衣となります。

自宅で洗って色落ちが心配な木綿も、レンタルなら洗わなくて良いし、麻でシワが出来てしまった時もそのまま返却すればOKです。着た後の始末が楽なのもレンタルならではの気安さと言えます。

3.浴衣専用の肌襦袢を揃えると安心です

浴衣は、一般の着物の様に長襦袢を着ることはありません。肌襦袢の上に直接浴衣を着付けるのが普通です。下着がシンプルという事から、ショーツなど下着が透けて見えてしまう事も少なくありませんから、注意しましょう。特にレンタル浴衣は、生地の透け感が事前には分かりませんので、浴衣専用の肌襦袢を揃えておくと安心です。

「着物専用の肌襦袢は使えないの?」と思う方もいらっしゃるでしょう。着物の肌襦袢を使っても悪い訳ではありませんが、着物用の肌襦袢は暖かい場合もありますので、浴衣には不向きと言えます。最近の浴衣専用下着は、冷触感機能があったり、汗ジミ対策がついていたりと便利なものが出てきました。せっかくの浴衣なら、下着まで気を使ってみましょう。

4.まとめ

夏の夕方の遊び着として定番の浴衣ですが、街着として昼間も着られるものもあります。綿麻や、綿紅梅(めんこうばい)、綿絽(めんろ)の他、絞りなどの高級浴衣です。これらは、普通の着物と同じように長襦袢を着て、名古屋帯を締めれば、立派にお出かけ着となります。せっかく浴衣のレンタルをするなら、普段着ない浴衣を選ぶのも面白いですね。

浴衣は気軽な着物です。まずは色々楽しんでから、着物を初めても良いかもしれません。

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