埼玉県にある川越は、古くから「小江戸(こえど)」と呼ばれ人気の街です。特に夏は「川越百万灯夏まつり」や川越氷川神社での「縁結び風鈴」など沢山のイベントがあります。
そんな川越の夏なら、浴衣でお出かけしてみませんか?東京からでも1時間で行ける便利な川越の着物レンタルについてお知らせします。
1.お勧めは、手ぶらで行ける川越の着物レンタル店
着物レンタルと一口に言っても色々あります。一番ポピュラーなのは、成人式のようにイベント当日に着られるようにレンタルする方法でしょう。地域の呉服店で借りて、成人式当日に着付けやヘアセットをお願いすることもあれば、最近はネットで予約して1~2日前に送って貰い、当日に近所の美容院で着せてもらうことも増えてきました。
「浴衣なら自分で着られる」という方も多いでしょうが、やはりお勧めは、目的地まで手ぶらで行って、ショップで着替えるプランです。
川越は街歩きも人気の観光地ですが、ちょっとした荷物を持ちながらあちこち見て歩くのは意外と鬱陶しいうもの。特に日傘や団扇を持っての観光は、暑さも重なり疲れも倍増します。
そんな心配もないのが「手ぶらプラン」です。浴衣や帯だけでなく、下駄や小物まですべてレンタルできるし、手荷物も預かって貰えます。これならちょっとしたお土産を買う心の余裕も生まれますね。
2.予約申し込みも当日でOK?
事前予約が難しい場合もあるでしょう。特に川越は東京などから「日帰り観光地」ということもあって、お友達との急なお出かけとなることも多いものです。
「せっかく行くなら浴衣を着るのも良いね?」と思っても「当日のレンタルなんて無理!」とあきらめることもあるかも知れませんが、そんな必要はありません。着物レンタル店も数多くある川越なら、当日のWEB申し込みが簡単に出来るお店も多いのです。思い立ったら、是非いくつかのショップを検索してみて下さいね。
ポイントは「最寄り駅」です。川越市内を観光するなら西武鉄道新宿線の「本川越」下車が便利ですが、ご自分の住んでいる街からの移動によっては東武鉄道の東上線やJR東日本の川越線の「川越駅」下車が良い場合もあります。
川越駅から本川越に行くには、徒歩で15分くらい掛かりますから、レンタル店もどちらの駅に近いショップを選ぶか、考えてから予約しましょう。
3.川越は食べ歩きも人気、でも汚す可能性もありますね
川越で人気を呼んでいる「食べ歩き」も魅力の一つです。特産のさつま芋を使ったチップスや、抹茶をコーティングしたわらび餅、とろけるショコラもありますが、暑い夏はかき氷やアイスも見逃せません。また、街中散策はお腹も空きますから、途中での食事もあるでしょう。
食べるのに夢中になっていると、ついつい着物を汚してしまうものです。自分のものであれば、問題ありませんがレンタルは違います。汗をかいたなど、普通に着ていて付いた汚れならそのまま返却できますが、借りた側の不注意によって衣装にトラブルが生じた場合は、追加料金が掛かる場合もあるのです。
そんな心配を防ぐのであれば、汚しても大丈夫という「安心パック」プランを付けるのも良いかも知れません。※プラン名はショップによって違います。
汚れを気にしないでの飲食を楽しむなら、オプションを付けるのも一つの方法です。
4.まとめ
川越の街観光を満喫したいなら、これからの季節浴衣を着ての街中散策も良いでしょう。ただし慣れない履物では足を傷める可能性もあります。特に浴衣は、素足に下駄を合わせるのが一般的ですから、鼻緒で足指が擦れることも多いですね。
特にレンタルの場合は、「履きなれた下駄」という訳にはいきませんから注意が必要です。できれば絆創膏など事前に用意して、少しでも違和感があったら赤くなったり皮が剥ける前に、絆創膏を貼って対処しましょう。