振袖選び、コロナ禍の今どうします?

着物ブログ

新型コロナウイルスの流行も先が読めない状況です。ただし、生活も少しずつ変化しながら元に戻りつつあると言えるでしょう。今年のゴールデンウイークが、行動制限無し」となった事でも分かります。

成人式もコロナ前と同じように行う自治体も多いと言われていますが、振袖の準備は大丈夫ですか?「まだ少しコロナも心配。でも、成人式には着物が着たい!」そんな方にお勧めの情報をお知らせします。

1.予約できる着物ショップを選びましょう

コロナ前は、成人式の振袖選びも、大きな会場で大規模な振袖フェアを開催するお店も多かったようです。そこではお客様やお客様ご家族、そして多くのスタッフが集まり、大変なにぎわいの中、着物が次々に選ばれました。

でも今は、不特定多数の人が集まる場所は怖いという人も増えています。特に成人式の振袖選びとなれば、お婆様もご一緒というご家庭も多いかも知れませんね。ご高齢の方は特にコロナ感染は要注意です。大規模会場が心配な方は、着物屋さんの店舗フェアに足を運んでみませんか?

もちろん会場が狭ければ、人が密集してしまう可能性もありますので、まずはショップに時間予約をしてみましょう。「早く行かないと、良い振袖は無くなってしまう!」と心配される方も少なくないかも知れません。でも大丈夫。洋服などのフェアでは様々な品物が一同に並ぶので、一人で一度に沢山購入する方も多いです。でも成人式の振袖を一人で何枚も同時購入・レンタルすることはまずありません。基本的には、一人一枚ですから、安心して下さい。無理に予約を早い時間で選ぶのではなく、ご自身の都合の良い日時で、空いている時間に決めましょう。

2.予約時間は2時間を確保して

「振袖を選ぶには、どのくらい時間が掛るの?」という質問も多く聞かれます。洋服の場合は、品物を選んで、試着。場合によっては一部裾上げなどのお直しをして、お会計となるのが一般的です。気に入った品物があれば、数分で終わる場合もあります。でも振袖の場合は違います。まず、2時間は予定に入れて下さい。なぜ、そんなに時間が掛るのでしょうか。

沢山の振袖の中から、自分好みの品を選ぶのも時間が掛りますが、それだけではありません。選んだ振袖を試着しますが、これはスタッフの方にお願いするのが一般的です。着物の下から見える「仮半衿」を肩に掛けてから、振袖を着て、簡単な着付けをします。「これが良いかな?」と思っても1回で決めることは珍しく、少なくても2~3枚、多い場合は10回位は振袖を着たり脱いだりするのです。

「この振袖に決めた!」としてからも、半衿、帯、帯締め、帯揚げ、草履やバッグなど、振袖に合わせて細かい小物を選びます。※レンタルの場合は、セット一式が決まっている場合もありますが、ここまででも、2時間はみておいた方が無難ですね。

さらに、前撮り写真や成人式当日の着付けやメイクなどの相談が入れば、何時間掛るか分かりません。何軒も着物店を廻るというのも一つの方法ですが、コロナ禍の中で人との接触を減らしたいのであれば、1回もしくは2回ゆっくり時間を取って選ぶ事をおすすめします。

3.オンライン相談が出来るショップもあります

コロナ流行には波があり、ここ数年はその流行に悩まされてきました。先日までは出来た事が、今は感染者が増えてきたので制限される・・・なんて事は何度も繰り返されています。そんな時にも成人式の準備が滞らないようにするため、オンラインでご自宅から相談できるショップも増えてきました。

メールやラインでの文字相談よりも、画像越しでも話が出来た方が言いたい事は伝わりますよね。「緊急事態宣言が出たからお店に行けない」なんて間に、自分にピッタリの振袖を他の人が予約してしまったら・・・そう考えるだけで不安ですから、コロナ禍でも準備がストップしないように、オンライン相談が出来るショップもおすすめです。

4.まとめ

一生に一度の式典「成人式」。この記念日を美しい振袖姿で迎えられると良いですね。コロナ禍の今ですが、少しづつでも前に進みましょう。「できる事はできる時に」がポイントです!

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