お友達の結婚式で受付やスピーチを頼まれたら・・・着物を着ましょう!

着物ブログ

お友達の結婚式で、受付やスピーチを頼まれることもあるでしょう。そんな時はどんな装いで結婚式に行ったら良いか・・・悩んだのなら、是非着物を着てみませんか?着物は格式も高く華やか、声を掛けてくれたお友達に敬意を払う意味も込めて、着物で結婚式に華を添えましょう!

1.受付係の装いで気を付けることは・・・

受付係は、結婚式の顔でもあります。結婚式にご招待された方は、新郎又は新婦しか知らない場合も少なくないので、受付でどんな方々の集まる結婚式になるのかを判断するのです。受付係は、新郎新婦からご招待を受けたといっても、係をする以上は主催者側の人間になりますから、一般のゲストとは違うという事を意識して下さい。

受付にふさわしい着物と言ったら「振袖」か「訪問着」です。受付台があるため、受付は上半身しか見えない場合があります。「色留袖」などは格式も高いですが、上半身に柄がないので、受付の際は寂しい印象になってしまうかも知れません。その点、振袖や訪問着なら、衿や胸元にも模様があるので、華やかな雰囲気となりますから、おすすめです。重ね衿などコーディネイトも上品にまとめましょう。

受付はご祝儀をお預かりしたり、芳名帳にご記入をお願いしたりと、下を向く機会も多いものです。そんな時に髪の毛が揺れると、印象が悪くなりますから、ロングやセミロングの方は、アップスタイルにして下さい。またショートカットの方も、髪がバサバサしないように、いつもよりもヘアスプレーやヘアミストを強めに付けておきましょう。

受付係は、手元もしっかり見られますから、ネイルなども注意が必要です。もともと和装の時は、あまり派手なネイルは似合わないと言われていますが、受付係なら尚更です。特に結婚式の場合は、ご年配の方も多くいらっしゃるので、個人の趣味が強く出たネイルアートは避けて下さい。

結婚式にふさわしい、華やかでありながら落ち着きのあるタイプを選びましょう。おすすめは薄いピンクや明るいベージュで、ネイルストーンは控えめに。

2.スピーチをお願いされた時の衣装は・・・

スピーチを依頼されたのであれば、たとえお友達でもメインのゲストの一人となります。場合によっては、主賓席のテーブルに座る事もあるので、衣装の格にも気を配らなくてはいけません。

未婚であれば「振袖」か「訪問着」、既婚者の場合は「訪問着」か「色留袖」が良いでしょう。

スピーチをする時は全身が来客に見えるので、トータルコーディネイトを意識して下さい。帯だけでなく帯揚げや帯締めも、しっかりフォーマル用にまとめましょう。髪の毛もアップにして、草履もかかとが高いタイプを選びます。

メイクは、ファンデーションのトーンはいつもよりも明るめで、眉をくっきり、リップは華やかな色で少し小さめにラインを引くと遠目でも綺麗に見えます。

またスピーチの順番がくるまでは、御食事も控えめにして下さい。そうすれば、化粧崩れやトイレに行く心配なども少なくてすみますね。

3.大き目のバッグは事前にクロークに預けましょう

一般の来賓客であれば、大きな手荷物もテーブルの下に置けば良いかも知れません。でも受付やスピーチなど係を頼まれた場合は、打合せなどで席を離れることも少なくないのです。貴重品の入ったバッグは常に持ち歩くにしても、大きな荷物は扱いが難しいですね。

出来れば早目に会場入りして、気になる荷物はクロークに預けて下さい。そうすればスマートに動くことができますよ。

4.まとめ

結婚式で係を頼まれるのは、信頼の証です。新郎新婦の期待にこたえるためにも、TPOを考えた衣装やふるまいに気を配りましょう。格式のある着物は、そんなあなたのお手伝いをしてくれますよ。

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