成人式にはママ振袖も人気!リユースのポイントは?

未分類

コロナ禍でアッと言う間に冬になってしまいました。気が付けば成人式・・・準備が間に合わない方もいらっしゃいますよね。でも新型コロナウイルスが終息していない時に、振袖選びに行くのも怖い・・・そんな時は、お母様の振袖をお嬢様に着てもらいましょう!ちょっとしたポイントで、現代風に着こなせますよ!

1.まずはサイズと汚れのチェック

昭和の時代は、お嬢様はお母様の身長を抜かすことが一般的でした。でも最近は「同じ位の身長」「お嬢様の方が小柄」というお家も多くなってきたようです。そんな方々は「洋服も兼用できるから、着物も大丈夫」と思うかも知れませんが、着物は身長よりも手の長さが問題となります。

スタイルの良いお嬢様は、お母様よりも手足が長い傾向にありますので要注意。身長は「おはしょり」で調整できますが、袖の長さはカバーできないので、気を付けて下さい。

お母様の振袖を着ることになったのなら、まずは振袖をお嬢様に羽織って貰いましょう。裄(ゆき)が短いと感じたら、仕立て直しが必要かも知れないので、早々に着物屋さんに相談して下さい。

また、長い間タンスにしまっておいた着物は、シミが出来ている場合があります。急いでタンスから出して、目立つシミが無いかどうかチェックしましょう。特に胸元や裾は汚れが出やすいので、要チェックです。

シミを見つけた場合は、洋服の様に水で拭いたりしてはいけません。正絹素材の着物は、水を含んだだけでも輪ジミが出来てしまうのです。これを素人が簡単に消すことは出来ません。拭けば拭くほど、大きなシミに広がっていくので、絶対駄目。こちらも、出来るだけ急いで着物屋さん、または悉皆屋(しっかいや)さんに持ち込みましょう。

2.合わせる帯でイメージは変わります

フォーマル用の帯は、金糸銀糸を使った袋帯です。振袖の場合は、この袋帯を様々な変わり結びにします。見た目は、昔と同じ帯に見えることも有りますが、最近の振袖用の袋帯は不織布の柔らかい芯などを使っている事が多いのです。

不織布の芯を使った帯は、締めやすく、長時間着ていても苦しくなりません。更に締め跡が残りにくいので、どんな結びをしても帯に負担が掛らないのです。

帯を変えるだけでも、着物姿の見た目は大きく違ってきますから、帯だけ現代風のものにするのも良いですよ。

3.半衿は注意しましょう

フォーマル用の半衿は「白」が定番でしたが、成人式の振袖に限っては、色々な半衿も増えてきました。色物はもちろん、刺繍や柄付き、パール付きなどもあり、個性的です。

もちろん「白」も清楚で素敵ですが、白は黄ばみやすいもの。例え使っていない半衿があったとしても、変色している可能性が高いので、注意して下さい。呉服店によっては、変色してしまうために白の半衿を在庫として持っていない場合もありますから、事前にお店に確認しておきましょう。

4.草履は劣化している場合も

しばらく履いていない草履は、劣化している可能性もあります。草履のかかとのゴムが剥がれたり、鼻緒が外れたり、草履の先が禿げているのも見苦しいものです。これらのトラブルは、パッと見ただけでは分かりにくいですから、必ず実際に履いてチェックしてみて下さい。

成人式当日に「この草履では、歩けない」なんてことになったら、大変です。

5.帯揚げや帯締めは、バランスを考えて

お母様の時代と大きく違っているのが「帯揚げ」と「帯締め」です。どちらも華やかなタイプに変わってきています。

ただし、これらは成人式限定の小物もあるということを頭に入れて下さい。華やか過ぎて、お友達などの結婚式には使えない場合もあるので、要注意です。「せっかく購入したのに、成人式にしか使えない」となったら残念ですよね。

こちらも、心配なら事前に着物屋さんに相談してみましょう。

6.まとめ

お母様の振袖も、お嬢様に着て貰えたら素敵ですよね。小物を変えるだけでも新しい雰囲気になります。まずはタンスから出してみましょう!

振袖も喜んでくれますよ。

着物レンタル・浴衣レンタルならお任せください

タイトルとURLをコピーしました